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トモハタ〜ともに働く〜

登録支援機関の費用相場|月額平均28,386円と内訳の見方

著者: 西野 俊祐最終更新: 2026-08-05最終確認: 2026-08-05運営者情報
目次

よくあるご質問

登録支援機関への委託費用の相場はいくらですか?
出入国在留管理庁の集計(令和4年9月末時点・暫定値)では、特定技能外国人1人あたりの支援委託料は月額平均28,386円で、全体の約9割が月30,000円以下でした。最も多い金額帯は20,000円超〜25,000円以下(26.2%)、次いで15,000円超〜20,000円以下(25.3%)です。事前ガイダンスや生活オリエンテーションなどの初期支援を月額とは別の初期費用とする機関もあり、金額は委託する支援の範囲・分野・地域・対応言語によって幅があります。
委託費用は1年でいくらになりますか?
出入国在留管理庁の集計の平均28,386円をそのまま12か月分にすると、1人あたり年間約34万円です。人数の多い上位2つの金額帯(15,000円超〜25,000円以下・合計で全体の51.4%)なら年18万円超〜30万円、約9割が入る「月30,000円以下」なら年36万円以下になります(同じ集計の月額を12倍した編集部算出)。実際の負担は委託期間と、月額に含まれない初期費用・実費の有無で変わります。
見積もりの内訳はどうやって出してもらえばいいですか?
出入国在留管理庁の「支援委託手数料に係る説明書」(参考様式第2-8号)と同じ形で出してもらう方法があります。この様式は登録支援機関が登録を申請するときに作る書類で、特定技能外国人1名あたりの月額を10の費目ごとに書き、費目ごとに徴収時期(随時/定期)を選び、合計を示す構成です。同じ粒度でそろえれば、機関ごとの金額差がどの費目から来ているかを並べて確認できます。
委託費用は誰が負担しますか?外国人本人に払わせてよいですか?
義務的支援の実施にかかる費用を外国人本人に負担させることは認められていません(出入国在留管理庁のQ&A)。支援に要する費用を直接または間接に外国人へ負担させることは、登録支援機関の登録拒否事由にも挙げられています。委託費は受け入れ企業が負担します。
国が定めた料金や上限はありますか?
登録支援機関が受け入れ企業から徴収する委託料に、入管法令上の上限の定めはありません。各機関が任意に設定します。ただし支援委託契約を結ぶにあたって受け入れ企業に費用の額とその内訳を示さないことは、出入国在留管理庁が挙げる登録支援機関の登録拒否事由の一つです。内訳が出ない見積もりは、その時点で確認が必要な状態と考えてください。
2027年4月から委託費用まわりは何が変わりますか?
2025年9月30日公布の法務省令(令和7年法務省令第45号)により、2027年4月1日から登録支援機関の登録の基準が変わります。費用に関係するのは、①支援実績と費用の額・内訳のネット公表が登録の基準になる ②支援責任者・支援担当者の常勤化と人数下限で機関側の体制コストの前提が変わる ③支援の一部委託の委託先が登録支援機関に限定される、の3点です。ただし既存の登録には経過措置があり、公表などが全機関に行き渡るのは各機関の登録更新のタイミング以降になります。
委託費用が安い登録支援機関を選んで問題ありませんか?
金額だけで選ぶのは避けるのが無難です。委託範囲(どの支援まで含むか)・対応言語・実施体制・分野での実績によって、同じ月額でも中身が大きく異なります。政府の公表データでは、受入れ企業と支援委託契約を結んでいる機関は登録機関の50%(2023年4月末時点・暫定値)で、過去1年間に支援した外国人が0人の機関も25.4%(2022年7月の意識調査)ありました。料金の内訳と委託範囲、そして実績をあわせて判断してください。

出典・参考(一次情報)

  1. 技能実習制度及び特定技能制度の在り方に関する有識者会議(第10回)資料2-3(登録支援機関数・支援委託契約数・登録拒否事由)(出入国在留管理庁)
  2. 特定技能制度の現状について(技能実習制度及び特定技能制度の在り方に関する有識者会議〔第8回〕参考資料4=登録支援機関への支援委託料の支払額・支援した外国人数)(出入国在留管理庁)
  3. 1号特定技能外国人支援・登録支援機関について(出入国在留管理庁)
  4. 1号特定技能外国人支援に関する運用要領(支援の委託・再委託の取扱い)(出入国在留管理庁)
  5. 参考様式第2-8号 支援委託手数料に係る説明書(予定費用)(出入国在留管理庁)
  6. 特定技能制度に関するQ&A(出入国在留管理庁)
  7. 改正法の施行に伴う法務省令の整備及び経過措置に関する省令(令和7年法務省令第45号=登録支援機関の登録基準の改正)(出入国在留管理庁)